月に1回の冒険教室「のあそび冒険教室」
ステップ(ペンギンクラス)
4月の活動が始まりました。
少し緊張気味の子もいましたが、始まりの会が終わるころには少しずつ表情が和らいでいった子どもたち。

まずは、自分の名札と帽子に名前を書いていきます。
その後は、みんなで草笛大会に挑戦です。
今回ジュニアリーダーが、草笛についての素敵なエピソードを紹介してくれました。
「学校の友達とケンカをしちゃったときに、この草笛をやってみたんだ。そうしたら、なんと仲直りできた!」
まさに『仲直りの草笛』ですね✨
そんな話を聞きながら、子どもたちも「ほ~!!」と感心した表情に。
いざ、やってみよう!
「え~、ぜんぜんできない!どうやってやるの!?」

みんなかなり苦戦中。
そんな中、、、「あ!できた!!!」
「お~!すごい!」
みんなゆったりとコミュニケーションをとっていきます。
いきなりみんなで何かを始めるのではなく、4月の初回だからこそ、自分のペースでコミュニケーションを取っていける活動を意識していきました。
子どもたちが少しずつ場に慣れてきたなあと感じたところで、いよいよグループレクリエーションに挑戦です。

思った以上にグループで挑戦することができていましたね。
もう少しグループのレベルが上がっていくと「協力ってなんだろう?」みたいな問いを、みんなに投げかけても面白そうだな~なんて感じていたり☺
その後は、グループで「かくれんぼ大会」の下見がてら森を散策していきます。
お昼ご飯を食べて、、、

いざ、かくれんぼ大会はじまり!
まずはグループみんなで隠れていきます。
始まる前にはみんなでルールを確認していきます。
「木に登ってもいいですか?」
うんうん。質問をするって大事ですね。
でも、毎回大人が決めていってしまうよりも、みんなで考えていった方が面白い。
「なるほど~、木に登るかあ。面白いね。どう思う?」
「え?良いと思う。でも、落ちたら危ないかも」
質問をしたら、大人が決めてくれる。そんな風に考えている子どもたち。こうやって返されたときの「ドキッ」とした表情がなんとも良いですよね(笑)
「確かに。りょうた先生は面白そうだし、全然有りだと思うよ。でも、落ちたら危ないのは確かだね。どうしたらいいだろうね?」
「え~~~、落ちないところならあり?」
「なるほど。良いアイディアだね!でも、落ちないところってどこまでだろう?少しの高さでも落ちるときは落ちるからなあ」
「たしかに、、、」
ひとつひとつ。こんな感じで子どもたちと話し合いながら進めていきます。
ルールや決まりを大人が決めてしまうのではなく、子どもたちが自分たちで考えながら決めていく力を育んでいければと考えています。
勿論、大きな危険は無いように大枠は整えていってはいますが、こうやって考えていくこと自体が大切だと思っています。
最初はグループみんなで隠れるところから。
だんだん2人組、一人でもと、チャレンジレベルを上げていきました。

ちなみに今回は、もう少しチャレンジしていけそうかな?と思い、子どもたちにも探す鬼をやってもらいました。
見つかるとみんな本気で悔しそうな顔をするのが面白いですね。

最後はみんなでふりかえり。
楽しかったことも、悔しかったことも、自分の大切な気持ちであり、経験ですね。

そんな一つ一つを学びに変えていってもらえばと思います。
「冒険が人を育てる」
さて、来月はカレーライスづくりに挑戦です。
どんなチャレンジが生まれるのか楽しみですね!!
