ステップクラスの9月は、自分たちで企画した電車旅へ行きました。
グループごとに行き先は全部バラバラ。
乗り換えも、道案内も、大人は一切口を出しません。考えるのは、あくまで子どもたち自身。それが、ステップクラスの旅のルールです。
だからこそ、乗り換えを間違えても、スケジュール通りにいかなくてもOK。むしろ、そこから考えるキッカケが生まれていきます。

誰も道を知らないまま歩き出した話
あるグループは、乗り換えはうまくいったものの、駅から目的の施設までの道のりが分からない状態になっていました。
それでも不思議なもので、誰もそこを確認しないまま、なんとなく駅から歩き始めます。これがめちゃめちゃ面白いんです(笑)

少し歩いたところで、子どもたちが気づきます。
「これ、道どっち?」 「え?分かってなかったの?」
そうなのです。誰一人道を知らないまま、歩いて行っていたのです。集団って恐ろしいですよね。
そこでスタッフが少しだけアドバイス。
「目的地までの行き方が分かりそうな情報、どこかになかった?」 「あ!!駅に看板があった!」
みんなで駅に戻り、看板を確認します。

「あれ、曲がり道が4つもある…覚えられるかな」 「4人いるから、1人1つずつ覚えようよ!」 「いいね!」
交差点の名前を一人一つずつ、どちらに曲がるか覚えていく——ちょっと何を言っているか分からないくらい面白い話し合いです。
それでも、自分たちで話し合って決めた方法。そして、なんとその方法でたどり着いたのです(笑)

小さなハプニングが、大きな学びに変わる
子どもたちを見ていて思うのは、こういう小さなハプニングって、めちゃめちゃ重要だということ。
大人が指示を出してしまえば、すぐに解決してしまいます。でも、少しだけ子どもたちに任せてみると、それが大きな学びに変わっていきます。
小さな失敗を、どれだけ自分で考えて乗り越えていったか。この積み重ねで、非認知能力やレジリエンスは育まれていくのだと思っています。
まさに、「冒険が人を育てる」ですね。
みんな、ナイスチャレンジでした!


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