冬休みプログラム 10月26日10:00より受付

ワンダークラス10月「屋台販売の準備をしよう」

「のあそび冒険教室」

ワンダークラス10月活動

「屋台経営の準備をしよう」

いよいよ来月にせまった屋台経営キャンプ。本番に向けて、チームごとに準備をしていきました。

「販売するメニューは何にしよう?」
「価格はいくらにしようか?」
「材料は何にしよう?」

自分たちで自由に考えられる分、自分たちで考えなければならないことは凄く多い。


「うわ~!企画ってホント大変!」
「頭いたくなってきた!」
「ちょっとみんな集中力切れてきたから一回休憩しよ」

子どもたちにとって、ここまで企画に向き合うことって中々ないですからね(笑)

そして、この屋台販売を通して、子どもたちが目指すのは、自分たちで企画する旅の資金を稼ぐこと。だからしっかりと利益も出さなければなりません。

「これ、たません200円だと利益でないよ」

「たしかに、、、、どうする価格上げる?販売個数増やす?」

「えー、でも価格上げるとちょっと高くない?」

「見た目を綺麗にしようよ!やっぱりデザイン大事だから」

こんな会話を何気なく子どもたちがしていっています。

社会との繋がり、お金の学び、チームで創り出す学び、様々な学びが組み合わさったプロジェクト型のチャレンジです。

なんだかワクワクしませんか?

予定調和の一切ない、本気の実践の学びです。


「のあそび」で大切にしていることは『失敗』から『学び』を見つけること

だから大人が無理やり成功に導くことはありません。

ワンダークラスでの大人の役割は大きく2つ

・子どもたちがどこに向かって進んでいるのか目標を見失ったとき、一緒に目標を考えるサポートをすること

・チームがバラバラに進んでいるとき、同じ方向を向くためのサポートをすること

今回、活動中にある子に少しだけ問いかけました。

「みんながどうしようか?ってチームのことを考えているのに、僕は!僕は!って自分のことしか考えていないように感じるよ。ずっと自分が主語になっているね」

「自分のやりたいことがあるのは大事。でも、今みんなが考えているのは、チームの話じゃないかな?少しだけチームはどうしたらいいのか考えてみなよ。イメージわくかな?」

そう問いかけてみると、、、

「なるほど!!分かった!!」
と、何かを掴んだ表情に。

人との関わり方、チームとの関わり方、体験を通して学べることって本当に多いですね。

正直、屋台経営キャンプを実施しているものの、子どもたちの屋台が売れようが売れまいがどっちでもいいんです(笑)

子どもたちにとっては、旅の資金を稼ぐために一生懸命頑張っています。

でも本当に大事なのは、どうやったら人と一緒に作っていけるか、どうやったら自分の気持ちを伝えられるか。

そんな人生を豊かにするための学びの機会を創ること。

「冒険が人を育てる」