「小さな一歩を踏み出そう」2024秋プログラム募集開始!

【夏休み】ソロマスターキャンプ

はじめに

8月6日~8日サマースクール『ソロマスターキャンプ』

昨年度に引き続き2回目の開催となります。

1人1つのテントを使い、各自で食事のメニューを考え、食材を持ち込みながら創り上げていく自由なキャンプです

プログラムのタイムスケジュールは一切無し!!

ただし食事は全て火おこしから始め、自分たちで調理を行っていきます。

いつ遊ぶか、いつ料理を作るか、いつ食べるか、いつ寝るか、全て自分たちで自由にできるスペシャルキャンプ⛺

キャンプのはじまり

今回は中学生の3名グループと、昨年度も参加した小学生の1名での少数メンバーでのキャンプとなりました。

朝、集合したときには、緊張しているのか表情が少し固い様子も。

出発する前に今の気持ちを聴いてみると、、、

「楽しみ。でも少しだけ不安」

と、楽しみもあるけど、不安もある様子。

さあ、どんなキャンプになるのでしょうか。

みんなで切符を買っていざ出発🚋

今回は2時間以上の電車旅になります。

4人席に上手く座れ、最初は無言の時間が続いていましたが、少したつと4人でUNOが始まりました。

初めましての中学生と小学生。

どうなるかな?と見ていましたが、UNOを通じてかなり仲良くなったようです。

さて、そうこうしているうちにキャンプ場に到着しました。

キャンプ場到着

まずは物品の配布からスタートです。

2泊3日の間に使う物品をそれぞれに配っていきます。

包丁、まな板、ザル、ボウル、メスティン、、、

「メスティン?」

「そうそう。これでご飯を炊けるんだよ」

物品を配布し終えてたら、テントの準備をしていきました。

ソロマスターキャンプでは、1人1つ自分のテントを基地として使えます。

「ここが俺の部屋か~」

「ちょっと虫いるんだけど!!」

「ホウキ無い!?」

「よし!OK!!」

テントの準備だけで大事なメンバーたち。見ていて飽きません(笑)

自分のテントではなく、自分の部屋と表現するあたりが面白いですね。

その後は、川遊びに出かけました。

ヒンヤリとしていて少し寒いくらい?

川遊びを満喫✨

オリジナル料理に挑戦

さて、やってきました。

お待ちかねの晩ご飯タイム。

中学生メンバーはみんなでメニューを決めて、食材も手分けして持ってきた様子。

意気揚々と準備を始めました。

と、、、思ったら?

「そっし~、火おこしってどうやってすればいいの?」

うんうん。分からないことを聞くのは大事ですね。

一通り伝えると、呑み込みが早くなんとなくコツを掴んでいきました。流石!

今回のメニューはカレーライス。

たまたまみんな予定していたメニューが被りました。


「お米ってどうやって洗えばいい?」
「分からん」
「お米は研ぐんだよ」

「ちょっと俺分からないからやってよ」

「火見てるからちょっと難しい」

「分かった。貸してみて」

一つ一つが大切な体験であり、大切な経験ですね。

やったことがないこと、できないことは、できるようになればいい。

とは言え、そんな会話を真剣にしている中学生たちを見ていると非常にほっこりとした気持ちになってきます。

頑張れみんな!

一方、昨年度も参加した小学生。

2回目の参加ということもあり、何とも手際が良い。

あっという間に火をおこし、野菜の準備をしていきます。

「凄い手際がいいね!」

「一回家で練習してきたんだ!」

おお!!練習の成果が生きていますね。

みんな完成!

「いただきます~!!」

お味はいかがかな?

「美味しい!!」

かなり美味しくできたようですね。

何より何より。

ソロマスターキャンプでは、こちらからの指示はほとんどありません。

危険なことや、注意した方が良いことはレクチャーしますが、それ以外に関してはどれだけ時間がかかっても自分たちでやっていきます。

そんな自由な時間が良かったんでしょうか?

洗い物をしながら

「キャンプめちゃくちゃ楽しいな」

「俺、次は部活の友達誘っていきたい!」

そんな会話をしていました。

と思いきや、、、?

夜、テントで寝る時間になり

「ギャー!」と悲鳴が、、、。

凄く大きなクモが出たようです。

そして、次の日の朝。

2日目スタート

「おはよう~。昨日は寝られた?」と聞くと

「全く寝られなかった。大きなクモがいて、もうホント無理!!」

「暑すぎて汗かいて、かと思ったら寒くなって、まったく寝てない、、、」

自然の環境に随分と追い込まれてしまったようですね。

虫に非常に過敏になって起きてきました。

さて、とは言え2日目です。

朝ごはんはみんなパンケーキ。

こちらもたまたまメニューが同じに。

ハイキング&登山に挑戦

小学生チームは、登山に挑戦。

いち早く朝食を食べ終わり、一足先に出発!

「去年も山登りをしたんだけど、それが本当に楽しくて!景色がすごい良くて日記にまで書いたんだ」

そんな嬉しいことを話してくれました。

今年も無事に展望台までたどり着きました!

一緒に「ヤッホー!」

風が気持ち良かったね~

一方、中学生チームは、風穴を目指してハイキング。

途中より道をしながら、川辺で遊び、ゆっくりとハイキングを楽しみました。

無事にたどり着いた風穴。

「うわ!涼し!!」

冷たい風にひんやりと気持ちよかったですね!

2日目のお昼ご飯

そして、お昼ご飯。

メニューはパスタです。

ここまで被るのかというぐらい、みんなのメニューが同じに!(笑)


「パスタって沸騰してから入れるのかな?」
「どうなんやろ?」
「あ、書いてある」

「ポップコーンつくろう!」

「トウモロコシもあるから食べようよ」

その後は、お風呂に入り一休み。

再びの川遊びも楽しみました。

最後の晩ご飯づくり

さて、最後の晩ご飯。

何やらバタバタしています。


「炒飯をつくろう!」
「しまった!炒飯ってまずご飯炊かなきゃいけないじゃん」
「炒飯って大変だな」

「ご飯炊きすぎて入らない」

「鉄板でやろうか」

「先に卵を炒めるんだって」

「半熟ね!半熟!」

「うわ!これ、半熟無理!!もう玉子焼きじゃん」

一方、こちら。テキパキと料理を完成!

大人よりも早い!!!

そして、夜がやってきました。

「クモが出た~!!!」

「ちょっとこっち来て!部屋中にクモがいる~~~」

「一緒に寝よう」

そういって3人仲良く川の字に。

はた目には狭そうに見えますが、安心できるんでしょうね。

いよいよ最終日


さて、最終日。

朝食も作り終わり、みんなで片付け。

無事に片付けも終わり帰る時間、中学生3人組が世間話のように話していました。

「キャンプどうだった?」

「虫は嫌だったけど楽しかったよ」

「うん、楽しかった」


キャンプの楽しさも大変さも、どちらもしっかりと体験していったのではと思います。

自分たちで全部考えるからこそ、全てが試行錯誤のチャレンジになりますね。



最後のふりかえりでは
「虫が嫌だったけど、料理をするのが楽しかった」
「大きなクモが嫌だったけど、川で遊んだり、テントで寝たりするのが楽しかった」



分からないこと、やったことがないこと、上手くいかないことはあって当然。それを恥ずかしいことや悪いことだと思わずに、挑戦していってほしいですね。

何はともあれみんなナイスチャレンジでした!✨

「今日は、ぼうけんの日」

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