リスクラスの5月も公園での森探検を実施しました。
活動数日前までは雨予報でしたが、当日は晴れ!
良い天気の中、森遊びの活動することができました。
朝から、元気な様子で子どもたちが集合。
「アーサー!絵日記描いてきたよ!」
と、教えてくれる子も。
前回の活動で楽しかったことなどを描いて見せてくれました。
早速活動がスタート。
最初芝生広場で走ったり、みんなでレクリエーションしたりしながら準備運動もかねて遊んでいきました。
そして、メインの森遊びへ!
最初、今回の場所で遊ぶときにどんなことに気を付けたらよいかを考えてスタートしました。
「がけを登るときやおりるときに僕が先に行きたい~って押したらどうなりそう??」
「ころんじゃうかも」「ケガするよ!」
「そうだよね~」
「ほかに気を付けた方がよいことってあるかな??」
「走ったらころんじゃうかも!」
「たしかにね~」

そんな感じでみんなで森での遊び方を考えてスタートしました。
子どもたちの活動で大事にしていることは、大人が危険な個所を把握しリスク管理をすることはもちろんなのですが、
1番は、「子どもたち自身が危険なことなどを把握すること」です。
どんなに大人が気を付けていても、子どもたち自身がその危険を把握していないと大きな怪我が起こってしまいます。
僕が意識してることは、子どもたち自身が怪我のリスクを「じぶんごと」にかえれるか。
これは、どの活動でも1番大事にしています。
人って自分事になるとより考え、対処しようと力を発揮しますよね。


その話も少しは効果があったようで、みな崖をおりるときは、いつ滑ってもよいように両手を構えながら慎重におりたり、おしりを付けながらすべって降りたりしていました。
森遊びはもちろん今回もかなり楽しんでいる様子で、がけに秘密基地がつくりかけであったので、それをもっと大きくしようと意気込んで作ったり、今回も木のブランコをつくったりとそれぞれの楽しみ方で楽しんでいる様子でした。


午後も、ひきつづき森遊びや何人かで森の探検なども実施。


前回よりも、子どもたち同士の関わりが増えてきた様子で、一緒に秘密基地を作ったり、生き物探しへ出かけたりと少しずつ小集団ができていました。
みな、時間いっぱいまで森遊びを楽しんだようで、「森あそび終了だよ~!」と伝えると、「早いよ!もう少し遊ばせてよ!」と怒られました。(笑)
そのぐらい、子どもたちは思う存分たのしんでいるんだなと感じました。
ここからは少し余談ですが、
クローバークラスでは、まずは自分自身が楽しむことを大事にしています。
その中で、誰かと一緒に何かを創るワクワクや一緒に取り組むことで遊びの幅は広がる経験も感じていってほしいなと思っています。
1人でやるよりも複数で取り組んだ方が、「もっとおもしろい!」「もっといろんなことができる!」ということをかんじてほしいですね。
ただ、人とかかわっていくうえで楽しいことだけでなく、トラブルも出てきますよね。
お互いの「やりたい!」がぶつかったり、モノの取り合いになったりも活動中にはあります。
そのトラブルも子どもたちにとってどうしたら学びになるか?という視点を持って関わっています。
様子を見ながらスタッフが子どもたちの間に入り、お互いの気持ちを聞いていき、状況を整理して
「じゃあどうしたら良いかな?」「良い方法はないかな?」と一緒に考えています。
僕は、答えを教えることよりも子どもたち自身が、子どもたちなりの答えを導き出せるような関わりを大事にしています。
子どもたちが主体的に考えるにはどうしたら良いか。
失敗やトラブルに直面した際に自分たちで乗り越えていけるような力をつけていく土台作りをクローバクラスでは自然遊びを楽しみながら大事にしていきます!
次回は、マッチで火おこしからのご飯炊きに挑戦します!
無事にご飯を炊くことができるか!?
子どもたちのチャレンジを楽しみにしています。
アーサー