今年もこの季節がやってきました。日本一の山、富士山への挑戦です。
EDUCAMPの「富士山チャレンジ」は、子どもたちが自分の足で日本最高峰に挑む、夏の冒険プログラムの中でも特に大きな冒険に挑戦する企画のひとつです。今回も、たくさんのドラマが生まれました。
登山1日目 快晴からの荒天
登山当日、5合目はこれ以上ないほどの快晴からのスタートでした。子どもたちの表情にも、期待と少しの緊張が浮かびます。
ところが、登り始めてしばらくすると、みるみるうちに雲行きが怪しくなっていきました。気がつけば、雨と風に見舞われる状況に。もう少し頑張れば、その日の目的地である8合目の山小屋です。まさに、寒さとの戦いでした。
みんな雨合羽やザックカバーで雨対策をしてきたものの、それでも厳しさを感じさせるのが富士山です。自然の厳しさを、身をもって知る時間となりました。


「ついた〜!!!」8合目の山小屋にて
8合目に到着した瞬間、子どもたちから心の底からの声が上がりました。
濡れた服を着替え、山小屋であたたかいカレーライスをいただきます。「あ〜!美味しい!」という声とともに、こんなにも「あたたかさ」をありがたく感じる経験は、日常ではなかなかできません。厳しい環境を乗り越えたからこそ味わえる、特別なひとときでした。


登山2日目 山頂へ、そして絶景
翌日、いよいよ山頂までの登山に挑戦します。
天気は、、、これでもかというほどの快晴でした。「うわ〜!!きれい!!」思わず声が漏れるほどの景色が広がります。昨日の荒天からは想像もできないほどの快晴で、遠く海の向こうの島々まで見渡せる絶景に、子どもたちも大人も見入っていました。
同行してくれたガイドの方からも「ここまで見渡せるのは、なかなかない」との言葉が。前日までの頑張りへのご褒美だったのかもしれません。

山頂到着、そして日本最高峰へ
そしてついに、山頂に到着しました。
「疲れた〜!!」という声とともに、そこには心からの充実感がありました。本当によく頑張りました。
山頂にある富士山本宮浅間大社奥宮でお参りをし、そこからさらに日本最高峰である剣ヶ峰まで登り切りました。

ふりかえり 「楽しかった!雨がステキ!」
疲れもありながら、楽しみながら登り切った富士山チャレンジ。下山後のふりかえりでは、「楽しかった!雨がステキだった!」という声も聞かれました。
大人にとっても厳しい環境を、笑顔で楽しんでしまう子どもたち。この経験が、これから力強く生きていくための自信につながっていってくれたら、私たちにとってもこれ以上の喜びはありません。
みんな、本当にナイスチャレンジでした。

最終日 富士宮を観光
最終日は、下山後に富士宮の街を観光しました。訪れたのは、浅間神社と富士山世界遺産センターです。
「これ、富士山からの湧き水だ!」 「あ、ここ分かる!懐かしいなあ!」
そんな声が、あちこちから聞こえてきました。地図や資料で見るだけでは出てこない、実際に富士山を登ったからこその言葉です。展示されているものや目の前の景色と、自分たちが体感してきたことが重なり合う瞬間は、とても印象深いものでした。
登って終わりではなく、富士山という存在を、文化や歴史の側面からもあらためて感じられる一日となりました。

EDUCAMPでは、こうした「冒険が人を育てる」という考え方のもと、子どもたちの自己決定力を育む野外教育プログラムを実施しています。夏休みの他のプログラムについても、随時ブログでご紹介していきます。
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