2024夏休みプログラムのご案内 (6月8日より募集開始)

はじめてのそらとうちゅうのキャンプ

こんにちは、長谷川こうへいです。

親元から離れて友達とだけで1泊するはじめてキャンプ。

はじめての体験が盛りだくさんであっという間の2日間でした。

1日目10時半過ぎ、さっそくバスへ乗り少年自然の家へ向かいます。

ある子が、近くに座っている子に対して

「ねぇねぇ、友達になろうよ」

と目を輝かせながら発した言葉が印象的でした。

そういえば自分自身も幼少期に使っていた言葉のはずなのに、いつから使わなくなったのだろう…。

大人になっていくにつれ、「言わなくてもわかるでしょ」といった場面が増えて、言葉で伝えなくなっていく。

言葉の大切さや重みを感じる瞬間でした。

1日目は伊木山(いぎやま)散策、プラネタリウム、星空観察の3つが大きなテーマです。

伊木山では2日目の工作で使用する自然の素材を探しながらの山登り。

2日目の工作で使用する自然の素材集め、山登り、芝生広場で鬼ごっこなどで過ごしました。

さてメインイベントのひとつプラネタリウムは、200名以上が入ることができる立派な施設。

中央にはアナログ式の本格的な投影機が設置されており、すでに大迫力で子どもたちもワクワクが収まりません。

室内が暗転し星空が投影されると、「わぁ…」「すごい…」と自然と言葉が漏れます。

感動する瞬間、こんなにも素直に言葉が紡がれていくんだと改めて実感し、その場面が今でも心に残っています。

鑑賞後は実際の夜空を見上げて天体観察へ。

ちょうど満月前日で絶好の天体観察日和。

雲の切れ間の一瞬の間に望遠鏡を覗き込むと…

「わーでこぼこしてるー」と月の印象が変わった子もいました。

さて1日目のプログラムを終え、どきどきの就寝へ。

ちょっと寂しくなった子がお隣のベッドで2人寝ており、微笑ましかったですね。

2日目は工作と航空宇宙博物館へ行ってきました。

ホットボンドを初めて使う子も居る中で、手先を上手に使い作品を仕上げていきます。

両親を思い出しながら

「これはお母さんので、これはお父さんの」

と自分の作品よりも真っ先に作り始めた子がいました。

確かに作品を見比べるとお母さんへ贈る作品には花が添えられ、お父さんに贈る作品からはたくましさを感じる出来栄え。

離れていても両親を大切にする想いは心に刺さるものがありますね。

続いては最終イベントの航空宇宙博物館へやってきました。

自分よりも何十倍も大きな機体を見上げ「でっけー!」と大盛り上がり。

途中、見飽きて公園で遊びたい子と博物館を観て回りたい子で対立する場面がありました。

「10分後に公園に行くのはどう?」と小学生の子が年長の子に対して提案をしましたが、ピンときません。

伝え方をちょっと工夫して「屋上に登った後に公園へ行くのはどう?」と行動をもとに提案したところ、快諾。

学年や知識の発達具合で伝え方の工夫って必要ですね。

たった1泊2日の小さな旅行のように大人は感じてしまいがちですが、子どもたちにとっては大冒険の2日間。

「はじめて一人でお泊りするんだー」「プラネタリウムに行くのはじめて」

こんな言葉から始まったキャンプ。

新しいことにチャレンジし、経験した子どもたちは自信に溢れていました。

インターネット上で検索すれば一発で情報を得られ、体験したかのような気になれてしまいますが、

自分で観て、触れて、感じなければ分からない事が沢山あります。

これからも自然体験を通して様々な冒険プログラムを企画していきます。

それでは次の機会にお会いしましょう!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です