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ステップ(シロクマ)10月「あそび屋台づくりに挑戦しよう」

今月のステップクラスは、あそび屋台づくりに挑戦しました!

グループで話し合って、自分たちの遊びブースを企画し、ゼロから創り出していきます。しかも今回は、本当のお客さんが来ます。誰かに遊んでもらうための屋台です。

今回は、あるグループの一日を追いかけながら、その様子をお届けします。

「どんな遊び屋台を出そうか?」

まずはみんなでアイディアの出し合いから。

「前に行ったイベントで、こういう遊び見たことあるよ!」

そんな話から、どんどんアイディアが広がっていきます。「どうだった?」「何がいいと思う?」と全体に問いかけると、真っ先に手を挙げて意見を言ってくれる子も。最初は緊張してあまり話さなかった子も、案出しが始まると少しずつ口を開くようになっていきました。

中には、虫探し、散歩、プール…と、自分が楽しいことをたくさん話してくれる子もいました。「それ、屋台にするとどうなる?」というところは、まだイメージがつかめていない様子。でも、自分の「好き」を言葉にできるって、とても大事なことですよね。

「どうやって決めよう?」

アイディアは出たものの、ここからが難しいところ。

朝からずっと「輪投げを作りたい!」と話していた子は、一時、輪投げが案から外れそうになると、少し悲しそうな顔をしていました。自分の思いが通らないかもしれない。そんな時間も、話し合いの中では避けられません。

結局、このグループは「輪投げ」と「的当て」の2つをつくることに。輪投げを作れることになったときの、その子のうれしそうな表情が印象的でした。

チーム分けでは、輪投げを希望していた子が、的当てが一人になってしまうとわかると、

「じゃあ、私そっち行くよ」

と自分から譲ってくれました。こういう一言が自然に出てくるのは、本当にすてきですね。

「お客さんが年下の子なら…?」

今回のお客さんは、クローバークラス(年長〜小2)の子どもたち。

それを聞いたある子が、ぽつりとつぶやきました。

「じゃあ、説明が難しくなさそうなものにしないといけないね」

遊ぶ相手のことを考えて、屋台を考える。まさにお店屋さんの視点です。

ただ、この子はみんなの前で話すのは少し恥ずかしいタイプ。グループの代表として話を聞きに行ったあと、みんなを集めて伝える場面では、ちょっと言いにくそうに、ぶっきらぼうに伝えていました。注目されるのは照れくさい。でも、ちゃんと自分の役割は果たす。その姿がなんだか頼もしかったです。

「どうやって準備していこうか?」

さあ、いよいよ準備スタート!

いざ作ってみると、「これどうしよう?」という小さな壁がたくさん見つかります。

的当てチームでは、「材料に何があるかわからない」という話になると、ある子が自分で材料を見に行き、「これはあるからできる」「これは作る」と、どんどん決めていきました。飾りつけをハロウィン仕様にしたのも、その子のアイディア。誰かに確認するより先に、自分で考えて手が動いていました。

同じ的当てチームの子は、「輪ゴム鉄砲を作る!」と宣言。作れそうか聞いてみると、

「めっちゃがんばったらできると思う」

とのこと。午前中は一人で黙々と挑戦し、午後からは周りの子に聞きながら作っていきました。それでも、「ここはこうがいいと思う」と自分の考えはしっかり持ったまま。人に頼ることと、自分で考えることを両方できるって、すごいことだと思います。

輪投げチームでは、1年生の子が一人。年上の子たちの中で、自分のやることを見つけるのはなかなか難しそうでした。それでも、銀色の折り紙を持ってきて何かを折ろうとしてみたり、看板を書いてみたり。自分なりにできることを探して、一生懸命動いていました。

製作中、「景品が足りない!」という声が上がると、

「俺、折り紙得意だから作るよ!」

と名乗り出てくれた子も。思いつきで双眼鏡を作ったりと、一人で何かをしていることも多い子でしたが、周りのことはちゃんと見ているんですよね。

リハーサル、そして本番!

本番前のリハーサル。誰も説明したがらない中、最初に口を開いたのは、あの「みんなの前で話すのは恥ずかしい」子でした。

照れくさくても、必要なときには一歩前に出る。この日いちばんの成長の瞬間だったかもしれません。

そして、いよいよクローバーの子たちがやってきました!

1年生の子は、大きな声を出してお客さんの呼び込みを頑張っていました。作る場面では自分の役割を探すのに苦労していた子が、ここでは堂々と自分の居場所を見つけていました。

途中、景品が足りなくなるハプニングも。すると、あの折り紙が得意な子が、すごい勢いで折り紙を折って景品を作ってくれました。

お客さんを呼ぶ前の片付けでは、自分の荷物はそのままに、机の上や周りをせっせと片付けてくれていた姿も。誰かに言われたわけではありません。

おわりに

アイディアを出す、決める、つくる、届ける。

一つの屋台ができるまでに、子どもたちはいくつもの「どうしよう?」を乗り越えてきました。

真っ先に意見を言う子、照れながらも一歩前に出る子、黙々とつくる子、さりげなく譲る子、気づいたら片付けている子。同じグループの中にも、本当にいろんな「活躍の仕方」があります。

一人ひとりが自分なりのやり方でグループに関わり、みんなで一つの屋台を形にしていく。そんな姿がたくさん見られた一日でした。

みんなナイスチャレンジでした!

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