ペンギンクラスも12月は森遊び!
森の中で、ロープを使ってブランコを作ったり、リースを作ったりしながら森遊びを楽しんでいきました。
そして、午後からはメインの「秘密基地作り」を実施。
今回は、森の中を使って、グループごとに秘密基地を作っていきました。
それでは、活動の中身に入っていきます。
活動の最初は、体動かすアクティビティ!
元気いっぱいのペンギンクラスの子どもたち。
個人でも思いっきり体を動かしつつ、少しグループ要素も入れた「グループドロケイ」を実施。
グループの中から1人代表で警察を決め、そのほかは捕まらないように逃げていきます。
終了時点で捕まった数の少ないグループが勝ちというルールでスタートしました。
どのグループも白熱した様子でした。
そして、いよいよ森遊びへ。
今回は、午前にグループ森遊び、午後に秘密基地作りを実施していきました。
午前は、各グループにミッションシートを渡し、グループごとに「木に何秒間ぶら下がる、木のぼりする、木の実を○個以上集める、森の中の崖をのぼる」などのミッションに挑戦していきました。
クリアするごとに、ポイントをゲット。
そのポイントで午後の秘密基地作りで使えるアイテム(ロープやスコップ、ノコギリなど)と交換することができます。
「とりあえずポイントいっぱいゲットしたい!」
「このミッション面白そう!」
と、早速グループごとにミッションがスタート。
「この崖、滑りやすいから気をつけて!」
「僕の手捕まって!」
と、声を掛け合い、安全にも気をつけながらミッションに挑戦していました。
これまでの活動を通して、グループでの意識が上がってきてい流ように感じます。
最初は、個人では楽しんでいるもののグループで声を掛け合い、グループで楽しむ姿は少なかったのですが、
前回のあそび屋台を通して、ギュッとグループの子ども同士の関係性が深まっているようでした。
そして、お昼休憩を挟んでお昼からの秘密基地ミッション。
午前にためたポイントを使ってアイテムと交換。
「大きいスコップ借りようよ!」
「でもポイント高いよ!他のものが借りれなくなるよ。」
「じゃあ、もう少しミッションやってポイント貯めよ!」
「ロープは絶対に借りたい。あとは何を借りる?」
など、グループで話しながら秘密基地作りに挑戦。
各グループで森の奥の方に行って秘密基地作り。
「ここ、かまどができそう。キッチンみたいにできるんじゃない?」
その一言で
「いいねぇ!面白そう!」
「ここに秘密基地作ろう!」
と、みんなでイメージを共有しながら作っていました。
森の中は、木や枝、葉っぱなどさまざまなものがあります。
見方、捉え方でいろんな遊びができるし、創ることが出来ます。
大事なのは、
「こうしたらもっと面白くなるんじゃないか」「こんなことやってみようよ!」という思考を持ち続けること。
遊びを創造していくことってかなり大事な思考だなと思います。
目の前の状況をより面白く、より楽しくするにはどうしたら良いか。
その考えは、大人になっても困難を乗り越えていく時、より成長していく過程の中での思考の1つになると思います。
1人出は難しいこともグループのみんなで考えたら、よりアイデアが出たり、少し気が楽になって柔らかい思考で考えることが出来たりと良いことがたくさんあります。
そんな体験をこのステップクラスでは作っていきたいですね。
グループみんなで本気で悩んだり、ぶつかり合ったりしながらより高い目標を超えていく。
そのためには、自分の意見を主張することや人の意見を聞き入れることなどが大事ですよね。
社会に出て、自分の考えが100%通ることはほぼありません。
いろんな人とアイデアを擦り合わせながら納得した答えをつくっていく体験をつくっていけたらと思います。
話はそれましたが、
各グループそれぞれいろんなアイデアを出し合いながら秘密基地作りに取り組んでいました。
葉っぱのついた枝をたくさん集めてきて、壁を作ったり、屋根を作ったり。
みんなは、秘密基地作りの中でどの瞬間が1番楽しかったのだろう?
みんなでアイデアを出しながらイメージを膨らませていった時なのか。材料集めをしている時なのか。場所を探している時なのか。秘密基地をつくっている時なのか。
どんな瞬間も、もっと面白くするにはどうしたら良いんだろう?という考えを常に持ちながら活動を楽しんでほしいなと思います。
次回は、アウトドア創作おやつクッキング。
グループごとに火起こしから挑戦します。お楽しみに!
そして、ペンギンクラスのみんな。
良いお年をお迎えください!
アーサー