EDUCAMP 
ステップ（シロクマ）クラス4月活動
始まりました！4月のシロクマクラスの活動です。
今年度も子どもたちと一緒に様々な冒険に挑戦していきます。
4月初回の活動テーマは、「森の中で大かくれんぼ大会に挑戦」でした。
初めての参加の子にとっては、ドキドキいっぱいのスタートです。
のあそびでは、初めての子たちでも参加しやすいような仕掛けや、自分で考えて行動できるようにする仕掛けをたくさん作っています。
例えば、最初の集まり方。
学校や団体での活動の際には、グループごとに並んで集合する場面が多いのではないでしょうか？
でも、のあそびの活動では、よっぽどのことがない限り整列をして集合することはありません。
それは、子どもたちが自分で自分の場所を選択できるようにする意図があるからなのです。
整列をして集合をすると、グループは規律通りに縛られるものというイメージがわいていきます。そうなると、グループにいること自体が苦痛に感じてきてしまう子もいるんですね。
そうではなく、グループごとになんとなく集まって座るという集まり方をするだけで、子どもたちは集まる位置を自分で選択できるようになっていきます。
普段何気なくやってしまっている習慣でも、少し工夫して、こんな小さな仕掛けを取り入れるだけでも、子どもたちの参加の仕方は異なっていくのでは？と考えています。
勿論、その分スタッフは大変にはなるのですが、そこはスタッフチームとしての腕の見せどころですね（笑）
さて、今年度から「EDUCAMP帽子」ができました。
まずは名札と帽子に名前を書くところからのスタートです。
その後は、みんなでグループレクリエーションに挑戦です。
全体で動ける遊びから、少しずつグループで考える遊びにレクリエーションの内容を変えていきます。
最後はグループで○○を見つけよう！に挑戦しました。
お題①：丸いもの
お題②：三角もの
お題③：めずらしいもの
「あ！これ、めちゃくちゃ丸いんじゃない？」
「見てみて！クリ見つけた！これ丸だよ！」
こんな風に、グループ内でのコミュニケーション量を少しずつ増やしていく子どもたち。少しずつグループでの会話も増えていきましたね。
そして、お昼ご飯。ご飯を食べながらコミュニケーションを取ると、なんだか少しだけ仲良くなれる気がしますよね。一緒にご飯を食べるって、なんだかんだ大切なんでしょうね。
お昼ご飯を食べ終わった後
「みんなで色鬼しようよ！」と、ジュニアリーダの中学生が声をかけていました。
それに集まってくる子どもたち。
ほとんどの子が走り回っているのをみて、こんなに初回からみんなで遊べるクラスは初めてかもしれないなあと驚きを隠せませんでした。
今年のシロクマクラスは、アグレッシブな子が多いイメージです。
さて、いよいよメイン活動のかくれんぼです。
午前中にグループごとに下見をしていたこともあり、なんとなくかくれる場所の目安がついていたのかな？
よ～い、スタート！！！
一斉に隠れる子どもたち。
じっと息を潜めてかくれます。
かくれんぼっていくつになっても楽しいんでしょうね！
時間ぎりぎりまで楽しみました！
初回の活動でしたが、みんな笑顔いっぱいの活動となりましたね。
最後はグループごとにふりかえり。
4つの質問で活動をふりかえっていきます。
かなりエネルギーいっぱいのシロクマクラス。
今後の冒険が楽しみですね！
次回は、カレーライスづくり！
さて、次回辺りから少しずつハプニングや揉め事が起こってくるのでは？と思っています。
楽しみですね～笑
曽雌
余談ですが、昨日少しだけ面白いエピソードがありました。
今年から新しいジュニアリーダーのメンバーが増えました。
ジュニアリーダーは、これまでステップクラスやワンダークラスで参加者として活動していた中学生メンバーです。
参加者の立場から、スタッフ側の立場に回り、プログラムの受けてから創り手に変わっていきます。
活動後のふりかえりのときの話です。
「初めてのジュニアリーダーどうだった？」
「凄い大変だった。これまでは参加者側にいたけど、りょうた先生たちが色々考えて創っていっているスタッフ側に回ってみて、凄い大変だって気づいたし、これまでの自分の行動を反省した」
「え、何？どういうこと？」
「これまでリーダーさんに遠慮なく水をかけてたりしたんだけど、いざ自分がやられる立場になると、ちょっともうやめて！っていう気持ちが強くて、、、。リーダーさんに申し訳ない」
「そうそう。それ思った。自分ガキだったなあって思う」
「何その気づき。めちゃくちゃ面白いじゃん（笑）」
人は立場が変わると見えてくるものがガラリと変わるんですね。
ステップクラス、ワンダークラスともに、参加していた経験があるからこそ見えてくる視点がある。
中学生たちの成長の瞬間を感じましたｗ
これからも様々な葛藤をしていってもらえると嬉しいですね！
