ワンダークラスの10月活動は、11月に実施する屋台経営プロジェクトの試作品づくりです。
自分たちで企画したメニューを、実際に自分たちで作ってみることで、イメージしていたものと、実際にやってみることの違いに気づいていきます。
子どもたちには、今回の活動でどれだけたくさんの失敗を経験できるかが、本番に上手くいくかどうかのポイントだよと伝えた上での活動となりました。

さて、まずは試作品を作るための買い出しに出かけるために、何をどれぐらい試作するのかをチームで話し合っていきます。

この買い出しから、屋台で使用するお金がかかっていくため、お金を使いすぎても最終的な利益に影響してしまいます。
その反面、試作をしておかないと、良いものは作れません。
自分たちが使うお金も、いくら必要なのかを考えて借りていきます。
一つ一つ出納帳に記入することで、お金の流れも見ていくわけです。
さて、買い出しに出かけた子どもたち。


どんな試作品づくりになるでしょうか。
試作品づくりの様子を見ていってみましょう。


印象的なのは、2年目以降の子たちですね。
昨年度はチームについていくだけだったところが、「もっとこうしようよ!」と自分の意志をもとに行動しているように思います。
そんなところから、一人ひとりの成長を感じますね。



試作品は美味しくできたかな?
・味
・見た目
・量
・作り方
・費用
・衛生面
・盛り付け方
などなど、試作品づくりから考える項目は山ほどあります。

実際に子どもたちがどこまで本番をイメージできるかは、まだまだ甘いですが、一つ一つ実体験を伴って考えていくことでしか学びは生まれません。
「もうこれでいいや」と思えば、そこで終わってしまう。
「どうしたらもっと良くなるだろう?」と、考え続ける力が身につくと良いですね。
体験をふりかえって一つ一つ学びに変えていく。
この時間がとっても大切ですね。
さあ、いよいよ来月は、屋台販売会の本番です。
子どもたちがつくる屋台販売。
お楽しみに!!

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