ステップ(シロクマ)1月「チームで話し合って、あったか創作料理に挑戦しよう」

【のあそび冒険教室】ステップ(シロクマ)1月活動

「あったか創作料理に挑戦しよう」

1月のステップ(シロクマ)クラスは、チームごとにメニューを考えて、あったか創作料理に挑戦しました。

寒さが厳しい季節だからこそ、火を起こし、湯気の立つ料理を自分たちの手で作る時間は、子どもたちにとって特別な体験になります。

今回の活動は、ただ「料理を作って食べる」だけではありません。


大切にしているテーマは、

“自分たちで決めること”です。


まずは作戦会議!メニュー決めからスタート

活動の最初は、チームごとに話し合いを行いました。

「どんなメニューにしようか?」
「材料は何が必要だろう?」
「どのぐらいの量を買いに行ったらいいかな?」

メニューを決めるだけでも、たくさんの意見が出てきます。

「ラーメンがいい!」
「カレーがいい!」
「肉じゃががいい!」
「スープも飲みたいな…」

それぞれが違う思いを持っているからこそ、話し合いは簡単ではありません。
でも、ここがステップクラスの面白さであり、学びの大切なポイントでもあります。


「失敗できる余白」を残すことが、挑戦を本物にする

のあそび冒険教室では、子どもたちが挑戦できるように、あえて“余白”を残しています。

必ず美味しくできるように、大人が段取りを組んだ野外炊事ではなく、
自分たちの行動次第で成功も失敗も起こりうる環境を作っています。

もし、時間内に料理が完成しなければ、お昼ご飯が食べられないこともあるわけです。

……今のところ、一度もないですが(笑)

何よりも大切にしているのは、うまくいかなかったときに、失敗を責められるのではなく、
「そこからどうすれば良いか?」を子どもたちが考えられるようにサポートしていきます。

だからこそ、

・薪の量は必要最低限
・マッチの本数も制限して渡す

というように、あえて“簡単にできない仕掛け”を入れています。

失敗が起こる仕掛けがあるからこそ、
子どもたちは「誰かがやってくれる」ではなく、
自分から動こうとするのです。


買い出しも本気の冒険!

メニューが決まったら、次は買い出しへ。

「これで足りるかな?」
「こっちの方が安い!」
「味付けどうする?」

スーパーの中でも、子どもたちは真剣に考え、相談しながら選んでいきます。

“料理を作ること”はもちろんですが、
その前段階の「計画する」「選ぶ」「判断する」こと自体が、立派な学びです。


いよいよ調理スタート!試行錯誤が止まらない!

フィールドに戻り、いよいよ調理開始。

火おこし、食材カット、味付け、時間配分…。
やることはたくさんあります。

そしてここで、子どもたちの成長がどんどん見えてきます。

「火おこししたい!」と前に出る子もいれば、
全体を見て「具材切る人が足りない!」と気づいて動く子もいます。

みんなが同じ役割をするのではなく、
チームの中で必要なことを考えて動く姿がとても印象的でした。


完成した料理はどれも最高の一杯

今回、子どもたちが挑戦した創作料理は…

・肉うどん
・カレーライス
・コンソメスープ
・肉じゃが
・ビーフシチュー

などなど、どれも個性あふれるラインナップ!

寒い中で食べる温かい料理は、本当に最高ですね。


スタッフ記録:子どもたちの成長の瞬間

毎回の活動で、スタッフ内で子どもたちの成長を継続的にサポートしていくために、活動中の子どもたちの姿を記録しています。
今回はその一部をご紹介します。

◆意見がぶつかっても、折り合いをつけられるようになった

メニュー決めでは最初から最後まで「ラーメンが良い」と言っていた子がいました。
でも話がまとまらないときに、「カレーならいいよ」と、
自分も納得できる別案を提案する姿が見られました。

これまで、意見が対立するといじけてしまう場面が多かった子が、
今回は自分の意見を持ちつつも、相手の意見も取り入れながら進めていく姿に成長を感じました。

ふりかえりの時間には、
「○○ちゃん、肉じゃがの味付けありがとう。美味しかった!」
と伝える場面もあり、グループ意識が芽生えている様子も印象的でした。

◆全体を見て動ける“チームの力”

火おこしをしたいと言っていた子が、
火おこしをする人が多く、具材を切る人が少ないと気づいたときに、
率先して野菜を切る方に回ってくれました。

「今、自分が必要なことをやる」
その判断ができるのは、全体を見ているからだと感じました。

◆メモ係として支える力、最後までやり抜く力

話し合いの中で意見を紙にメモし、みんなが見えるように整理してくれた子。
買い出しでもそのメモを持って行き、何を買うかを忘れないようにしてくれていました。

また、スーパーで「どのお肉を買うか」を話し合っているとき、
他人ごとにせず、自分ごとのように耳を傾けて理解しようとしていた姿も素敵でした。

洗い物の時間には、「冷たくてやりたくない」と言いつつも逃げずに最後までやり抜き、
根気強くやり遂げる力を感じました。


自分で決めた挑戦は、心に残る

子どもたちにとって、大人が用意した成功体験よりも、
自分たちで考えて、自分たちで試行錯誤した体験の方が、よっぽど心に残ります。

そして、その体験はきっとこれからの人生の中で、

「うまくいかなくても、もう一回やってみよう」
「どうしたらできるかな?」
という力につながっていきます。

寒い中でしたが、みんな本当にナイスチャレンジでした!

次回の活動も楽しみです✨