7月のステップクラス(シロクマ)は、名古屋市の地下鉄を使った「街中謎解きミッション」に挑戦しました。
今回の活動では、グループごとに異なる謎解きミッションが与えられ、子どもたちは自分たちの力だけで目的地を目指します。
「これ、何だろう?」
「分かった!ここじゃない?」
謎を囲みながら話し合い、作戦を立てるところから冒険がスタートしました。

今回のルールは、スタッフは乗り換えや行き方についてアドバイスをしないこと。
どの路線に乗るのか、どこで乗り換えるのか、地図や案内表示を見ながら、すべて子どもたち自身で考えて進んでいきます。
もちろん、すべてが順調に進んだわけではありません。

乗り換えを間違えて遠回りをしてしまうグループもありました。それでも、「次はどうしたらいい?」と仲間同士で相談しながら、一歩ずつ目的地へ向かっていきます。
そして今回、あるグループでは電車内で財布をなくしてしまうというハプニングが起こりました。
突然の出来事に、何をすればよいのか分からず頭が真っ白になってしまう子どもたち。
そんな中、
「駅員さんに聞いてみよう。」
「一緒について行くよ。」
と、仲間が声を掛け合いながら行動を始めます。
駅員さんへ状況を伝え、落とし物の確認を行い、無事に財布は見つかりました。
EDUCAMPの活動で大切にしているのは、うまくいくことだけではありません。
今回でいえば、謎を解くことだけがゴールではありません。
予想外の出来事が起こったときに、どのように考え、どのように行動するか。
困ったときには周りの人に助けを求めること。
仲間の力を借りること。
失敗しても、次にどうすればよいかを考えること。
こうした経験は、机の上ではなかなか学ぶことのできない、生きる力につながっていきます。
私たちは、「失敗しないこと」よりも、「失敗から学ぶこと」を大切にしています。
失敗を経験し、そのたびに仲間と協力して乗り越えていくことで、子どもたちは少しずつ自信を育み、自分で考えて行動する力を身につけていきます。

自分一人では難しいことでも、仲間と一緒なら乗り越えられる。
今回の街中冒険は、そんなことを実感できる一日となりました。
これからもEDUCAMPでは、子どもたちが挑戦と失敗を繰り返しながら成長できる環境を大切にし、「冒険が人を育てる」を実践していきます。

EDUCAMP 