夏休みプロジェクト一般募集は6月12日(木)21:00~スタート✨

ワンダー6月活動「オンラインMT➡御在所岳を登ろう➡強風のため途中下山➡グループタイム」

ワンダークラス6月活動

今月のワンダークラスは、めちゃめちゃ面白い活動になりました。

当初の予定では、御在所岳を登りは登山、下りはロープウェイという登山プログラムでしたが、前日になり強風のためロープウェイが運休になる恐れが出てきたのです。

普通であれば、こちらでプログラムを変更した上で実施します。

ただ、ワンダークラスは、子どもたちが自分たちで考えるクラス。

なので、臨時でオンライン子どもミーティングを開催して、子どもたちと一緒に考えることになりました。

ちなみにワンダークラスの活動では、活動前に子どもたちとオンラインでミーティングを実施してから活動をしています。

オンラインでの事前ミーティングをすることで、一人ひとりが活動に対してのイメージをもちやすくし、自分たちで考えやすくしています。

臨時ミーティングでの始まりは

「強風でロープウェイが止まりそうだけど、みんなどうしたい?」

という問いからスタートしていきました。

条件としては

・天気はかなり良さそう

・強風でロープウェイが止まりそう

・雨の場合の雨プロは決まっている

という枠組みです。

このミーティングがまた面白かったですね~

「違う山に変えたらいいんじゃない?」

「山頂まで行かずに、途中まで登って返ってくるのはどう?」

な、なるほど~

途中までで返ってくるアイディアなんかは、中々大人では思いつきにくいアイディアですよね。

活動を企画する大人の視点で考えると、登山=山頂を目指すものという固定概念があるため、山頂までいけない恐れがある段階で、プログラムを変更してしまうわけです。

子どもたちが自分たちで考えることで、その大人の枠組みを外していってくれるのです。

「面白いなあ!めちゃくちゃ色々出てきたね。さて、どうやって決めよう?」

単純な多数決やジャンケンではなく、決め方を一緒に考えることで、話し合ってきめるためには何が必要なのか?という視点を促していきます。

チャットも使いこなしながら、子どもたちが様々な意見を出していきます。

オンラインでミーティングができるって、これからに必要なコミュニケーションの一つかもしれませんね。

最終的には、ロープウェイが止まった場合もしくは止まりそうな場合、山の途中まで登り、途中で引き返すという意見に決まりました。

そして、いざ当日。

電車とバスを乗り継いで、現地に到着した子どもたち。

しっかりとロープウェイは止まっておりました(笑)

それを見たときの子どもたちの表情がなんとも言えずイイ感じです(笑)

さあ、ここが一番のチャレンジポイントですね。

子どもたちに投げかけてみます。

「みんな、ロープウェイ止まっていたね。さて、どうしよう?」

30分ぐらい話し合った子どもたち。

みんなで何かを決めるのって難しいですよね。

「う~ん!迷ってる!50、50ぐらい!!」

葛藤を言葉にしてくれた子もいました。

さて、結果は・・・?

登れるところまで登ることになりました。

よし!登ろう!!

早速、登り始めた子どもたち。

ある程度登り、途中で引き返しました。

登山プログラムなのに、途中で引き返す。

自分たちで考えて決めたからこそ、大きな価値がありますね。

ただただ登山をするよりも、よっぽど大きな学びが生まれました。

いや~面白かったですね!

その後は、解散時間まで、グループごとの自由時間となりました。

ロープウェイ代金として用意していた金額を使って、解散時間までのグループタイムを考えていきます。

途中の四日市駅を散策するグループ。名古屋駅を散策するグループ。

こんなに自由にグループ活動を行えることも中々ないですよね。

考えること、決めること。

これこそがEDUCAMPの大切にしている

「冒険が人を育てる」ですね!

ナイスチャレンジでしたね!!